Personal Balancing Care Therapistとして活動しているKumikoさんが発信している「アーユルヴェーダ的発想を取り入れる」シリーズ。
第一回目はVata(ワータ・ヴァータ)<風>の体質 第二回目はCapa(カパ)<水>の体質 第三回の今回はPitta(ピッタ)<火と水>の体質 を紹介してきました。 しかし、実際のトリートメントにどう活用していって良いのか?! という事で、一連の流れ・考え方などのケーススタディを紹介します。
カウンセリング
来店当日のAさんの状態は 本来もって生まれた本質「プラクリティ」に 生活環境から受けているエネルギーも加わっている「ヴィクリティ」状態。 カウンセリングで、昔から変わっていない本質プラクリティの部分と、最近の生活によるドーシャ(ワータ・ピッタ・カパ)の傾きを確認します。 今回のAさんの要望は「運動後の筋肉疲労を取り除きたい」です。
Aさんの場合
最近の身体の状態を聞きながら掘り下げてみると、
触診:胃腸の硬さなどはあるけど、冷えてはいない。 見診 : よく見ると、目が充血ぎみで頭部がほてっている様子。 これらの内容から、ピッタの症状がさらにある事がわかります。
トリートメントでできること
ピッタのキーワードは「冷」。
常連のクライアントさんや、予約の時点で状態がおおよそ分かっているクライアントさんには、「静」のエネルギーがある環境作りの一環でお花を1輪飾ったり、アフターのお茶のとき用に、身体を冷やす作用のある一切れのスイカ、メロンなどをお出しできるといいですね。
ホームケアアドバイス
アーユルヴェーダ情報提供者 Kumikoさん
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プロフィール2022年6月までのブログは、オーストラリア在住現役セラピスト、「海外セラピストドットコム」発起人Megのブログ。 カテゴリー
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11月 2024
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