前回のブログでは私視点でのクライアントさんとの境界線を書きました。今回は、他のセラピストさん達の考えも聞いてみましょう。
まずは、最近オランダで個人事業主ビザを取得して、フリーランスになったRieさんに聞いてみました。
“境界線があるかないかで自分のビジネスにどう影響するのか、考えたことがなかったですが(笑)、私はないです。例えお客さんでも、その人を深く知る為に、深く付き合おうと思ってます。イベントやご飯に誘われて、一緒に遊びたい!行きたい!と思ったら行ってしまう性格なので!今のところ、お客さんとのトラブルはないですね。”
フルオープンなRieさんですね!中途半端に考えるぐらいなら、このぐらい境界線がないのも良いですね。
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クライアントさんとの境界線って何だ?って感じですか?
前回のブログでも少し触れていますが、クライアントさんの問題を自分の問題や責任にしないという、セラピスト自身の心理的な境界線がまずあります。ようは、程よい距離感を置くという事ですね。 セラピストとしてクライアントさんと関わっていると、体の事だけではなく個人的な事も「何とかしてあげたい」と色々思う事もあるとは思います。 クライアントさんは裸になっているし、顔も下を向いていて顔を直接見る時間も少ないなど、色々話しやすい環境にもなっているので、個人的な話を色々してくる事もあると思います。セラピスト自身も自分たちの話をしたり、感情移入がしやすくなりますね。
マッサージが終了して、お会計の時に「次の予約はどうしますか?」とクライアントさんに聞きますか?私は毎回は聞いていません。
マッサージのビジネス用のブログやサイトには、必ず聞きましょう! みたいな事が書かれてあるんですよね。それが売り上げに繋がるし、リピーターを作れる、クライアントさんのスケジュールにマッサージを組み込ませれる、などなどの理由で。 上記の理由から言えば、私のやり方はビジネス的には良くないのでしょうか? 私の2017年度(オーストラリアは6月末が年度末です)の統計を見ると、来店したクライアントさんの50%がその場で次の予約をしていっています。そして、全体的なリターンは84%ですし、新規もあるので今のところ何の問題ありません。
資格を取得することをイメージすると何が思い浮かびますか?
仕事を探す時の幅が広がる、スキル・知識がアップする、思い描いていたやりたい事が出来る様になるなどのプラスなイメージですか? それとも、学費が高い、学校に行く時間がない、無理かも・・・などのマイナスなイメージですか? 今回インタビューしたTomokoさんは、プラスマイナスのイメージを上手く攻略し、限られた条件下の中で最大限に準備をし、サバイバル能力にたけたセラピストさんです。 |
プロフィール2022年6月までのブログは、オーストラリア在住現役セラピスト、「海外セラピストドットコム」発起人Megのブログ。 カテゴリー
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10月 2024
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