オ ラ ン ダ へ G O！

オランダで、個人事業主ビザを取得するメリットとは？

正式名称はFor the purpose of residence of ‘ to work on a self-employed basis’ (foreign national)
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​★現地の資格を取らなくても、日本の資格でビザの申請が可能★
チームセラピストRieは、日本の民間資格保持者で、オランダの資格は持っていませんが、個人事業主としてビザを取得し、マッサージセラピストとして永住権取得を目指しています。日本の国家資格保持者の指圧・按摩師や鍼灸師は、現地での資格の取り直しをする必要がありません。

★英語が共通語★
​★ビザ申請時の年齢制限がない​★
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オランダに滞在して５年後に永住権の申請が可能になります。永住権取得後、ユーロ圏（イギリス・アイルランド・デンマークを省く）ならどこでも働く事も夢ではありません。​

職種関係なく、​多くの日本人がオランダへの移住目的で、個人事業主ビザを取得して滞在許可を得ています。ユーロ圏のオランダで永住権を取得すれば、人生の選択に広がりがでますね！

ステップ１

​個人事業主用のドキュメントをもらおう

​​日本人はビザなしで３カ月は滞在可能ですが、入国したらすぐ移民局へ行きましょう！
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​ビザが発行されるまで、人によってはおよそ１カ月半～２カ月ほどかかります。その為、その３カ月の間にビザ手続きの為の準備をしておく必要があります。

移民局で個人事業主ビザを取得したい意向を伝え、個人事業主用のドキュメントをもらいます。この時点で、仮の滞在証明書が発行されます。

​下記のステップ４で説明するKVKナンバーが発行されれば、すぐにでも事業を始める事ができます。仮の滞在証明書の期限は６カ月間ですので、その間にステップ６までの全ての手続きを終了させる必要があります。

仮の滞在証明書は、移民局で受け付けをしてくれた担当者によって対応がバラバラなようです。自分でしっかり確認しましょう。

​ステップ２

住所登録が可能な家を探そう

​個人事業主ビザを申請するためには​BSNナンバー（個人IDナンバー）というのが必要になります。

​そして、このナンバーを取得するうえで住所登録が必要なため、住所登録が可能な家を探す必要があります。これが一番難しく、ここに時間を割かなければならない人がほとんどです。逆にいえば、ここがスムーズにいけばビザ取得も早いです。
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ウェブサイトやフェイスブックから探す場合は、直接オーナーに住所登録が可能な物件かどうかを問い合わせるしかありません。不動産を通して探してもらうと手数料はかなりかかりますが、確実です。手数料は不動産によって差があり、家賃１カ月分の手数料を取るところもあると聞いています。複数の不動産に問い合わせて比べると良いでしょう。

​物件が見つかったとしても住所登録ができない物件だったり、無料のサイトやフェイスブック、有料サイトでさえ部屋を探している人を狙った詐欺が横行しています。細心の注意を払いながら、慎重かつ迅速に探してください。

​このBSNナンバーがないと銀行口座を開くこともできません。住所登録が可能な物件に住んでいる人のみ、市役所からBSNナンバーが発行されますので、なんとしてでも探しましょう！！

​ステップ３

​BSNナンバーを発行してもらおう

無事に住所登録が可能な物件が決まったら、市役所（GemeenteもしくはCity Hall）へ行きましょう。住所を登録して、BSNナンバーを発行してもらいます。

​ステップ４

​KVKナンバーを発行してもらおう

KVKというBSNとは別のナンバーも必要です。KVKとは商工会議所（Kamer van Koophandel）の略で、商工会議所に行き、会社を立ち上げる意向を伝え、KVKナンバーを発行してもらいます。
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Rieの場合は、会社登録に５０ユーロ＋ドキュメント発行に１５ユーロ、合計で６０ユーロの費用がかかりました（２０１７年５月現在）。

​ステップ５

​銀行でビジネス口座を開こう

​ステップ３・４で取得したBSNナンバーとKVKナンバー、身分証明書用のパスポートをそろえて、ビジネス口座を開くために銀行へ行きます。開設したビジネス口座には、最低投資額の４５００ユーロを入金する必要があります。

さらに、そのビジネス口座に４５００ユーロがあることを照明する必要があります。会計士にオープニングバランスシートの発行を依頼します。会計士はインターネットやエージェントを通して探します。

Rieの場合は、オープニングバランスシート発行手続きに４０ユーロ＋税金で合計４８．４０ユーロの費用がかかりました（２０１７年５月現在）。しかし、他の会計士に依頼した人は２００ユーロの費用がかかっているみたいなので、事前に複数の会計士を比べてみても良いと思います。

​ステップ６

​ビザ手続きのために移民局へ行きましょう

ついに移民局へ行ってビザの申請ができます。​​

• ステップ１でもらった個人事業主用のドキュメントに全て記入（BSNナンバーも記入します）
• ステップ４ のKVKナンバーのコピー
• ステップ５ オープニングバランスシート
• ビジネスプラン​

上記全てをそろえて提出し、個人事業主ビザの申請手数料の１４００ユーロを支払います。すべてが承認されたら、IDカードの発行手続きが始まります。IDカードとは、正式なビザで滞在してますよ、という証明書です。

ビジネスプランには何を書くのか

どのような事業を展開していくのか、具体的な収益をあげる方法（マッサージであれば、一時間の料金やどこでマッサージをするのかなど）などの書類を作ります。

大まかなプランで良いそうです。ビジネスプランをチェックされない場合もあるようです。移民局の担当者次第のようで、あるに越したことはないという感じだそうです。

​ここまでのプロセスでRieが支払った合計金額は約６０００ユーロです。晴れて個人事業主ビザがおりれば、ビジネスをする事ができます。Rieのケースでは、ビジネスビザが２０１７年６月末まで残っているために、KVKナンバーがあり個人事業主ビザがおりたとしても、個人事業主として働けるのは７月１日以降になります（２０１７年５月現在）。
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​個 人 事 業 主 ビ ザ 取 得 済

最初の​個人事業主ビザは２年間有効です。２年後の更新時に審査があり、その条件をクリアすれば、５年間有効のビザが取得できます。 

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​審　査　の　条　件　と　は　？

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資本金の維持

ステップ５で銀行に預けた資本金４５００ユーロが、維持されていることを証明する必要があります。

​● 更新の手続きをする時点での銀行口座の残高証明。

● 過去２年間のファイナンシャルレポート。各年の年末１２月３１日時点での銀行残高が、４５００ユーロ以上あることも記入されている必要があります。​

実際にビジネスをしている事を証明する​

収益の規定はありません。提出するファイナンシャルレポートに、過去２年間のインボイス（請求書）や経費が計上されているなどの記録が残っている必要があります。

２０１７年１２月時点での情報です。ビザのルールは年々厳しくなっていたり、内容が変更になったりしています。
都度タイムリーで移民局にチェックしてください。ビジネスをしている証明に関して、詳細がわかりしだいアップデートします。

※５年間有効のビザ更新手続き完了（２０１９年８月）。アップデートされた情報はコチラへ。

※２０２０年１月１８日
オランダの質問が多いため、アムステルダム在住Rieとオンライン対談してユーチューブにアップしてます。

オランダ情報提供者　Rie

日本の大手整体サロンで民間の資格を取得し、４年間働く。
　
海外で働いてみたいという思いからワーキングホリデーでオーストラリアのバイロンベイへ渡り、現在はオランダ　アムステルダム在住。永住権を目指し、個人事業主ビザを取得しBody design therpyとして奮闘中。

Rieのインタビューも要チェック！

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