私がサロンを経営し始めた2022年から今までずーーーーっと洗濯でお世話になっているJamalさん。
もう3年以上経つんだなぁ。。。 マッサージサロンの裏方でずっと支えてくださっている方です。 タオルやシーツの洗濯って地味で大変なんだけど、とても重要なタスクのひとつです。私が長期でいない時に全面的に協力してくださったり、彼がお休みの日なのに、わざわざ私たちのタオルの選択のためだけに出勤してくれたりして、、、神のような存在です(´;ω;`) サロンを続けていけているのは、Jamalさんをはじめとする、本当に陰で支えてくださっている方々のお陰です。 いつもお世話になっております。ありがとうございます。 Jamalさんはオランダ語話者なので、私のオランダ語も必然的に鍛え上げられました(笑) 今後ともよろしくお願いいたします。
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9年前、私がオランダに来た頃に勤めていたマッサージサロンで一緒に働いていたギリシャ人の同僚。彼女は入ったばかりのおどおどした私をいつも助けてくれていました。
私より早くそのサロンを辞めてしまった彼女としばらく連絡がとれなくなってしまったのですが、ある時ひょんなことで彼女と再会。 久しぶりで話も弾みました。 彼女はチャイニーズメディスンを学び終わり、独立しようとしていたタイミングでした。そして私もサロンオーナーになるタイミングで、それまで使っていた自分のスタジオを使わないかと提案したところ、偶然にも彼女が使いたいと思っていた場所で、ウェイティングリストにも登録済みだったことが判明し、そこを彼女が使うことになりました。 私も新しい環境でビジネスを展開することになり、心身共に疲弊していた頃、彼女がお客さんとしてサロンに来てくれました。お土産と手紙も一緒に。一生懸命調べて書いてくれたであろう日本語に心打たれました。(写真︎) サロンで一緒に働いていた時はいつも私が助けられていたのに... 彼女のビジネスも軌道に乗りホッとし、私も彼女の施術を受けに行ったりして数年たった頃、彼女が他のヨーロッパの国に引っ越しを決め、アムステルダムを去ることになりました。 そこで彼女の常連だったお客様をリエに託したいとお客様の特徴と共に長いメールをくれました。 そしてその託されたお客様が私のサロンにいらっしゃいました。緊張とともに彼女に教えてもらったお客様の症状に忠実に一生懸命施術をさせてもらいました。 また来てくれるか不安でしたが、もうすでに10回目!! お客様は引っ越してしまった彼女のところに5年も通っていたから、ショックと共に次のセラピストを探すことに億劫になっていたと打ち明けてくれました。 完全に彼女の代わりとは言えないですが、気に入っていただけたのは良かったです。引っ越してしまった彼女にもお客様と撮った写真を送って近況報告もできました。 今回の私の日本行きのホリデー直前、そして直後に予約を入れてくださったのは本当に本当に嬉しかったです。 フリーランスセラピストの横のつながりっていいなぁと深く感動した出来事です。 サロン経営をしていて楽しいことの1つは、働いてくださっているフリーランスのセラピストさん達とお客様の共有をするときなんですよね。全員違う視点から1人のお客様を観ているから、お客様を良くするために、満足いただくために、色々な意見が聞けて、それが自然と学びが深まる時間になるんです。 お客様が自分のところに来てくださることはもちろん最高に嬉しいですし、いつも100%全力でお身体を診させていただいていますが、"お客様を自分のもの"とガチガチにするのではなく、たまにはお客様にもいい意味で旅(他のサロンもしくは違うセラピストさんを提案して施術を受けていただく)が必要と考えたりもします。 他のセラピストさんのそれぞれに特化している技術の方がもっと身体が良くなるのかもって思ったりするからです。 だから、お客様の特性、他のセラピストさんの特性を理解しつつ、このセラピストさんに診てもらうともっと良くなるかも?と提案できる人でいたいなぁと思うし、私自身も自分自身を高めることを怠らずに仕事をし、やっぱりRIEがいい!と思って戻ってきていただけたら嬉しい気もするなぁ...と今回の出来事を機に改めて自分の仕事観を見直せました。 ありがとうございました!! 最後はやはり体力です。
体力=仕事の質と継続力の土台 マッサージセラピストにとって体力は自分自身を守り、お客様に最良のサービスを提供し続けるための不可欠な資本です。セラピスト自身が健康でなければ継続して仕事を続けることが難しくなっていしまいます。疲労やストレスへの耐性も含めた体力は安定した施術の提供につながります。 日々の身体のケア、ストレスケアは必要不可欠です。 お客様にいつも元気な印象を与えられるように、しっかり自分を管理していきましょう。 2つめは コミュニケーション力。 これはマッサージ業界に限らずその他の業種の方にも当てはまることだとは思いますが、今まで見てきた中で、指名が途切れない、紹介が多いセラピストさんは総じてコミュニケーション力が高いです。 ただ海外では語学力が関係してくるとは思いますが、必ずしも英語は堪能でなくとも一生懸命伝えようとする気持ちプラスお客様を思いやる気持ちは英語力を超えます。 もちろん英語力があるに越したことはないですが、お客様を大切に思い、積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢にこころを打たれますし、身も心も任せたいと思っていただけるものだと思っています。お客様に興味を持ち、積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。何を話したらいいかわからないという方がいますが、まずはお客様に興味をもつことが大事です。そうすると必然的に質問したいこと、身体を良くしていくために伝えたいことが出てくるはずです。 そこには確かな技術力が背景にありますが、そこはセラピストさんであれば当たり前に切磋琢磨していると思うので、‘’技術ありき”を前提に必要なサバイブ能力を挙げています。 私が意識していることとして、声に ”笑顔を付ける” こと。 少し意識するだけでもお客様の反応が違ってきます。 たとえば、ひさしぶりのお客様を迎えるときに、 Hiiiiii Loooong time no seeeee!!!!! 予約の変更をお願いするときに、 Soooo sorry....... Thaank you sooooo much!! 何か驚いたとき、 Reeeaally?? プラス表情☺もつけることができると◎。 少しおおげさに母音を伸ばし強弱を入れます。 電話対応は特に効果的です。 技術でもコミュニケーションでもお客様を虜にしちゃいましょう!! 2026年からフリーランスの法律が変更するという情報を受けて、今後フリーランスはどのような能力が必要になってくるのか、私なりに考えてみました。 あくまで9年間オランダででセラピストとして活動し、またアムステルダムでサロン経営して3年で様々なセラピストさんを見てきた私の意見であり、強制を促すものではありませんのであしからずご容赦ください。 1つめは ピボット力 ひとつのスキルに特化してその能力を高めることはもちろん素晴らしいですが、そのスキル自体が移住した国においてあまり受容がなかったり、認知されていない可能性があり、なかなか集客ができない、時間が膨大にかかってしまうということになりかねません。 アロママッサージ、整体、指圧、オイル、リラクゼーションマッサージ、リフレクソロジー、鍼灸、カイロ、ホットストーンマッサージ、ディープティシューマッサージ、スポーツマッサージ、スウェディッシュマッサージ、タイヨガマッサージ、タイマッサージ、さまざまな分野がありますが、ピボットできる柔軟性があると海外で長く生き抜けると思っています。ちなみに現在、アムステルダムで経営しているサロンでは圧倒的にオイルマッサージの需要が高いです。 そして想像がつくとは思いますが、手札が多いセラピストさんの方がたくさんのお客さんに施術する機会が多いです。それは確実に”経験”という貴重な財産になります。 コロナ禍のオランダは指圧の施術のみ対応Okのときがあったりもしました。 有事のときやクライアントさんの状況、嗜好の変化にも柔軟に対応できます。とくに20代の方はもし、新しい技術を学べる機会があるのであれば積極的に学んでおくと後あと役に立つでしょう。 |
プロフィール2022年6月までのブログは、オーストラリア在住現役セラピスト、「海外セラピストドットコム」発起人Megのブログ。 カテゴリー
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