他のお仕事でもそうなんですが、
クライアントさんとのコミュニケーションって ほんと大事ですよね。 だってプロですから。 しかも、私たちって身体を触るし、 オイルマッサージ主流のここオーストラリアは 裸にもなる。 そして、数々のセラピストさんに クライアントさんともっとコミュニケーション取らないと、 と伝えると 美容院みたいな「ただ雑談すること」 と思ってるセラピストさんが、 まー多いこと!!! 雑談好きなクライアントさんもいるので それはOKですが、 こっち側がちょっとそれではNGかと。
まずは実際の現場の例1
Google検索さま経由で予約してきた聴覚障害の方が予約。
私が頂いた情報は
で、なんか違う事してる人はいないのかとググッて私を見つけて、 この人なら何か考えてくれるかもしれないと予約したんだそうだ。 ちなみに聴覚障害ではあるが、 派遣された手話通訳者もいたため(こういうとこオーストラリア良い!)、 スムーズに事がすすみました。 首はリンパドレナージュ(日本のリンパマッサージではありません)以外はほぼタッチせず、 95パーセント前面、 右のトラブルだが上肢は左の問題、 下肢は右側、 そして足の機能改善に私は着目してマッサージ。 そして、こういう方はあまり急がず、 段階があるけど、 その段階ごとのある程度の結果は必要だと思っています。 最終的には、ずっと付き添っていた手話通訳さん共に まだ改善した訳ではないですが、 今日出来た部分に関しては喜んで帰られました。
現場の例2
現在定期的に来店している癌患者の80歳超えのおじいちゃん。
癌以外にも過去の沢山の怪我や開胸手術もあったりで、 全身痛いし寝れない。 でも、頼っていた痛み止めはもう使いたくないと、 私のクライアントさんである娘に連れられてきた。 最初は嫌がってたらしいが(笑)、 どこに行っても解決しないしという事で、 娘に押され人生初!のマッサージを受けることに。 洋服脱いでビックリ。身体の捻れがまーーー凄い! 骨粗しょう症だから気をつけないといけない。 最初は緊張して腕1ミリも動かせないほどガチガチ(汗) 施術以前の前にそこからスタート。 で、コミュニケーションしていくうちに、 このおじいちゃん凄いオープンマインドかつ、 どんな大変なそうな過去のネタや癌治療のネタも 全部笑いに変えれるユーモアさを持っていた! オーストラリア版明石家さんま(笑) これはいける。 1時間終わる頃には、見た目的にはビックリするくらい捻れが8割ぐらい解消。 癌の痛みはちょっとどうしようもないけど、 違いをおじいちゃん体感し、 首もまわるようになり、 その夜はぐっすり眠れ、 あんなに行くの嫌がってたのに、 娘にMegのところにいつ行くんだ?ってうるさかったって(笑)
共通してやっていること
普通の問題やなくて、
こういう色々抱えているクライアントさんには、 とにかく1個1個の動きを体感してもらうこと。 たらい回しされた人、 医療システムに頼っていた人達って懐疑的。 でも体感させたら、 まずガチガチになった頭と心が緩むんですよね。 そしたら結果が出やすい。 宿題もいたってシンプル。 しかし、クライアントさんが頭ガチガチだと、 「私のこの大変な症状がそんな簡単なレベルの セルフケアで改善出来るわけがないじゃない」となる(笑) 体感させてGo simpleと言うだけな私(笑) そこのギャップに少しでも交差できる糸口みつかれば、 難しくしなくても色々解決できることあるんやなと 私は思うのです。 例2のおじいちゃんは捻じれも酷かったし 長年の身体の歴史もあるし、 次の予約時は元に戻ってるのかな・・・と思いきや、 2週間後きたら、きれいにキープされていた(驚)! 本人が受け入れると、出せる結果のスピードも超早い!
ヒアリング
クライアントさんが発するキーワードを見逃さない。
もっとクライアントさんから色んな情報を引き出す。 要は人も診ていく。 その為のコミュニケーションなのです。 なので、何の情報も引き出すつもりがない ただペラペラと話している雑談なら、 確かに黙ってた方がマシ(汗)という事になります。 今持っている技術だけでも、 このコミュニケーションの部分を改善させれば クライアントさんに還元できる事はまだまだありますよ~!
▲自分に向き合ってこそビジネスは発展する☆
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プロフィール2022年6月までのブログは、オーストラリア在住現役セラピスト、「海外セラピストドットコム」発起人Megのブログ。 カテゴリー
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