オランダとオーストラリアを比較してみよう！

12/6/2018

最近立て続けにオランダについて問い合わせがありましたので、私がいるオーストラリアと比較しながら、仕事と生活の面からオランダをのぞいてみました。

オランダとオーストラリアの比較はコチラへ。

年々ビザ取得が厳しくなっているオーストラリアからだけではなく、日本からもオランダでチャレンジしたいセラピストさんもいるようです。

一度海外に住んで働いた事がある人なら、ある程度の情報が集まればチャレンジするのはそんなに敷居が高くないと思われます。英語にはある程度慣れているし、ビザがどう影響していくかというのも体感しているし、日本人以外と暮らし働く事も経験しているからです。

日本から海外へ初めて出ていく場合は、言葉の件や働き方・文化の違いなど色々と想像がつかない事もあるでしょう。海外旅行に慣れているのと海外で働いて生活していくのは、色々と違う面があります。

日本のセラピストさんの心配事の一つに、お店でトレーニングを受けて経験はあるけれど資格がないケース、ではないしょうか。この件については、コチラも参考にしてください。

詳しくは、オランダとオーストラリアを比較しているページでも書いていますが、フェイシャルやネイルなどのビューティ関係・マッサージ関係に関しては、特に資格を証明する必要はないようです。

さて、お題はちょっと変わりますが、日本でもオーストラリアでも私自身が昔よく聞かれていた「マッサージだけで生活出来んの？」という質問（汗）

ズバリ一言で言うなら、どう考えても

本人次第

それは、もう資格云々とか、住んでいる国（色々な背景がるので一概には言えませんが）云々の問題でもないかと思います。

日豪合わせて色んなセラピストさんと出会いましたが、マッサージ業に限らずこの業界で生活出来ている人と出来ない人の違いは（「生活できる」基準が人によって違いますが）、これも一言でいうと

出来ている人はそう決めている

これにつきます。
そう決めているから、そうする方法しか探してないし、そういう方向でしか動いていないし、そういう人達と出会っています。その段階まで色々思い巡らせる事はあるとは思いますが、出来ないんじゃないかと思っていると、色々出来ない理由や出来ていない人を探しちゃいます。

こういう事をいうと、巷で言う引き寄せの法則風みたいですが、けっして私は引き寄せマスターではありませんし(苦笑)、引き寄せの法則を習得しろと言っている訳でもありませんが、実際にそういう事です。

私も、そう決めちゃったセラピストの一人です。

日本で民間の資格を取得した時、まだセラピストとしての仕事も見つかってもないのに、仕事辞めちゃいました(もうちょい後先考えろよ、と過去の自分に言いたいですが　汗）。

面接落ちたり、面接行っても何か違うなーなんて思いながら色々探し、最終的に行った先で採用され研修が終わった頃には銀行残高１万円（汗）

今月の家賃どうしようかなー、具なし焼きそば生活かなーと思っていたら、そこは日払いだったというラッキーさ（正確に言うと、集金自己管理で、歩合を帰宅前にお店に払うという形だったので、働けば毎日がお給料日）！週５・６日働きましたが、最終的にはオーストラリア行きの軍資金も貯めれました。

オーストラリアでは、最初の２年は色んな環境の変化、トラブルに巻き込まれたり、やり方・考え方の違いからアップダウンがかなり激しく、この仕事を通して人生勉強した感じではあります。

収入の面でも、週４日費やしても２００ドルもない時期もあったり、やはりかなり凹みました。
そういう事も踏まえてオーストラリアで色々学んだ後の３年目以降は、色んな意味でセラピストとして自立したような気がします。

オーストラリアでマッサージセラピストに転職した友人も、レストランで働いていた時の方が収入が良かったと言っていた時期もありましたが、それでもやりたい方向にフォーカスし、結果を出しています。

チームセラピストのMasayoも、アロマセラピストとしてもどかしい時期もあったようですが（詳細はコチラ）、アロマセラピストとして自分のやりたい道を突き進んでいます。

以前インタビューをしたニュージーランド在住のTomokoさんも、引っ越し後にその土地の仕事環境に適応してセラピスト業を続けていけるように、色々工夫したセラピストさんです。

決めたからといって、イコール収入がすぐに約束された訳ではないですよ（汗）でも決めたら生きていけます。

そして、個々のセラピストさんのバックグラウンドや方法は千差万別。それを紹介したくて、色んなバックグラウンドのセラピストさんのインタビュー記事をあげています。

テレビや雑誌に出てくるような著名セラピストさんではなく、セミナーで何十人・何百人も集めれる有名講師セラピストでもなく、普通に皆さんと同じく色んな形でセラピストとして働き続けている人達ばかりです。でも、みんな「決めちゃってる人達」です。

是非インタビュー記事も参考にして、何処にいても、自分なりにセラピストとして生きていく術を身に着けていってくださいね。

資格も大事、技術も大事、でもそれ以上にマインドもかなり大事なんじゃないかなって思います。

元々の本題、オランダとオーストラリアの比較から離れちゃいました（汗）比較に関してはコチラへ！

海外セラピスト.comでは、現役のセラピストさんにインタビューをしています。
立場・環境・条件がそれぞれ異なるセラピスト達が、どのような経緯でステップアップし、どのように自分なりの道を見つけていったのでしょうか？