つい先日受けた2件の新規のお問い合わせ。
内容は違うのですが、両方とも似たような対応をさせてもらいました。 1件目のお問い合わせは、息子さんにマッサージをプレゼントしたいお母さんから。 色々詳細な話しを伺うと、色々な事情が重なってストレスフルな状態でリラクゼーションが必要だ、という風に私はうけとりました。
そこで私は、
「人によって”リラックス”の感覚が違っていて、リラクゼーションと言うと、とても軽いタッチのスパ系マッサージをイメージしてしまうんですが、鍼も使ったスポーツマッサージでもリラックスという人もいるんですよ。どういうリラクゼーションが欲しいのですか?」 と尋ねました。お母さんは、スパ系リラクゼーションの話しをしていたので、 「私は、治療もしくはディープティッシュー・スポーツマッサージを中心に施術しています。ですので、息子さんの為には他を当たった方が良いと思います。もしくは、私の部屋があるお店はビューティサロンで、経験のあるセラピストがスパ系リラクゼーションマッサージもしていますよ。」 と伝えました。お母さんは、正直に話ししてくれてありがとう!探す参考にする、と言って会話は終了しました。 私も昔はスパ系で働いていたので、完全リラクゼーション系も沢山していました。売上げだけの事を考えるとやろうと思えば全然できます。 しかし、売上げ云々よりも、今の私自体がリラクゼーションマッサージをする事に魅力を感じていなくて、リラクゼーションのクライアントを増やしたい訳でもなく、そういう気持ちでクライアントにトリートメントもしたくはないのでお断りした形になります。 もう1件は、携帯のメッセージでリンパドレナージュに関する問い合わせで、私がドレナージュのスペシャリストかどうか、という内容でした。 そこで私は、 「私の専門はリメディアルマッサージで、リンパドレナージュに関しては、ベーシックレベルなのでスペシャリストとは言えません。手助けできるかどうかは、内容によります。」 と返信しました。そして再度メッセージがきました。免疫をあげたくて他でリンパドレナージュを受けたが、軽いマッサージみたいなのをされて、自分が習ったのと違ったので、ちゃんとしてくれる人を探している事、出来ればメンターみたいな人を見つけて、将来もっと深く学びたい事が書かれていました。 そのメッセージ内容から察すると、その方もセラピストなんだなと思いました。 私は「あなたの症状に関してはお手伝いできますが、内容から先の事を考えると、私ではなくもっと違う人を探したほうが良いと思います。専門的なVodder Schoolを出たセラピストがサンシャインコーストに1人いる様なので(この学校のサイトから近くのセラピストを検索して1人でてきたので)、私はこのセラピストを直接知っている訳ではないけど、ここに連絡してみたらどうか」と連絡先も添えて返信し、お礼の返信をもらいました。 リンパドレナージュの私の経験としては、ダイエットプログラムの一環のデトックス、整形手術・外科手術・抜歯後のトリートメント、乳がんでリンパ切除した為のリンパトリートメント、疲労による免疫力低下のサポートなどをしていて、この方の症状も何らかしらの結果を出せる可能性はあるとは思いましたが、メンターも探したいし更にもっと深く学びたいという事であれば、それをメインにしている訳ではない私よりは、更に上のレベルのところに行った方が良いと判断しました。 私も生活がありますので収入は大事なのですが(笑)、かと言って何でもかんでも予約を取ったりはしていません。 私自身も、自分が対象としている施術内容でクライアントに結果を残してあげたいし、満足してもらいたいので、ハッキリと何を探しているのか分かる上記2件のケースみたいな場合は、私の考えを伝えた上で、相手に判断してもらいます。その方が、お互いにとって良い結果になると信じています。
「出来る=得意・好き」ではないですよね。 むしろ〇〇が得意・好きなセラピストに〇〇が必要な人を送る事で、△△が得意・好きな私のスペースが空いて、△△が必要な人を受け入れる事ができ、良い意味で循環が出来ていると思います。 クライアントもセラピスト側も両方WIN WINだと思います。
ちょっとしたワークシェア、もしくはお金の循環みたいに出すから入る感じでしょうか(笑)
上記2件みたいな内容とは別に、出張マッサージの問い合わせがあれば、私は出張マッサージをやりたいセラピストに全部まわしています。私は空間に左右される人なので、出張マッサージは合ってないないんですね。自分の動線とペースっていうのがあって、場所が変わるとそれが変わるので、集中できないんです(汗) 他に、私に全く空きがない場合かつ他に良いセラピスト知らないかと聞かれれば、状況を聞いた上で他のセラピスト・お店を伝えます。 とは言え、もちろん私のやり方や考え方が全てに適応するとは思っていません。 どこかのお店で働いていたり、お店を経営し雇っているセラピストに収入を発生させないといけない状況だとまた違うでしょう。私は個人事業主なので、こういった事が出来るのでしょうし、同じ個人事業主でも、田舎なエリアだとセラピストの数も少ないでしょうから、何でも出来て幅広く対応する必要があるケースもあるでしょうから、私と同じやり方は論外かもしれません。 答えは一つではないので、私みたいな考え方もあるのね、という感じで参考にしてください☆
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