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セクハラ ファーストエイド

18/10/2018

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前回のブログでは海外で働くセラピストがぶち当たる壁として、実体験や対策も含めて紹介しました。今回は、起こってしまったセクハラ被害は取り消せませんので、その後の対応を紹介したいと思います。

メンタルケア

セクハラ被害のレベルにも色々ありますが、それを受けたセラピストさんの経験数や性格・捉え方が色々違うので精神的にショックを受けてしまう場合もあるでしょう。
同僚・ボス・友人・知人などに心の内を聞いてもらうのも一つの手ですが、それでも解消せずに落ち込み悩んでしまった場合は?

​その時は、プロフェッショナルなカウンセリングを受けるのも可能です。
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  • ホテルなどの企業
    スタッフ用のカウンセリングサポートをしている場合もありますので、聞いてみましょう。

  • ローカルのお店や自営業の場合(オーストラリアの場合。他の国はそれぞれのヘルスケアサービスに問合せしてみてください)

    ​永住者・・・国民健康保険であるメディケアを使う。GPにまず行って紹介状をもらう必要があります。年に個人とグループセッションそれぞれ10回ずつが上限で無料でカウンセリング・サイコロジストのサービスが受けれます。

    学生・・・オーストラリアで留学する場合、OSHCという学生専用の医療保険に入る必要があると思います。メディケアと同じくGPの紹介状があればカウンセリング・サイコロジストのサービスが受けれます。大学に通っている人は、大学側に生徒用のカウンセリングセンターなどがある可能性もありますので、大学側にも聞いてみましょう。

    ワーホリ・・・加入している保険会社やポリシーにもよりますが、海外保険でもカバーが出来ます。キャッシュレスで受診できる海外保険対応の病院に聞いてみましょう。


    ※日本人に人気な都市の場合、日本人の政府認定カウンセラー・サイコロジストがいます。日本語で話す事ができれば、さらに安心という人はそちらにも問い合せしてみましょう。

いざという時の最終手段を職場と話し合っておく

カウンセリングまで受ける必要はないが、これからの事を今後どう対応したらよいのか疑問もあるという場合。もちろん次が無いに越した事はないんですが、苦い経験を活かして職場と話し合っておきましょう。

オーストラリアは、他の海外に比べて比較的安全な国で、フレンドリーな気質、銃社会でもないので命の危険レベルは限りなく低いですが、度を過ぎたセクハラ客・危険人物だと思われた場合はさっさと逃げましょう。

こういう状況の時、「マッサージを最後まで終わらせる」のが責任ではなく、「自分で判断をして自分の身を守る。」のも、責任の一つです。


前回のブログにも書きましたが、私がホテルの部屋に出張マッサージに行く時の最終手段は
「荷物を全部置いて部屋を出て、コンシェルジュの所に行き、荷物を全部取って来てもらう」というもの。これはお店側がそういうお約束を取り付けていました。そういうもしもの時の為に、お会計も事前に済ませておきます。

こういう最終手段がある、荷物を置いて途中で逃げても良いんだ!というある種の安心感がありますので、セクハラ客にも毅然と対応ができます。
​
  • ホテル・・・上記にあげたましたが
    1:荷物を全部置いて部屋を出て、コンシェルジュの所に行き、荷物を全部取って来てもらう。
    2:ホテルのセキュリティ部署に直結するブザーが設置されたお店もありました。誰かが間違って押してしまった時、本当にセキュリティが来たので間違いないです。ブザーがなくても、お店内の電話に受話器をあげて内線ボタン一つ押せばセキュリティに繋がるようにしておくとかも手ですね。

    ホテルは24時間開いている施設なので、何かしらヘルプは求めれる環境ではあります。


  • ローカルのお店・・・大型ショッピングセンター内であれば安心ですが、街にあるお店の場合、お店の作りや場所によっては逃げ場がない場合もありますね
    1:裏口があるなら、裏口の逃げ場は確保しておく
    過去働いたローカルのお店は全て裏口があったので、逃げ場というとそこになりました。今私が間借りしているサロンも裏口があります。そしてビューティセラピストが1人で夜7時まで働く曜日があります。その場合、彼女は裏口の南京錠を開けておくそうです。いざという時に、フロントかバックドアから逃げれるオプションを作っておくためです。そのオプションがあるだけでも安心して働けます。

    オーストラリアで出会った、ベトナムでお店を持っていたセラピストさん。大きいお店だったようで、彼女はセキュリティガードを最低1人置き、マッサージ部屋それぞれにガードを呼ぶブザーを置いて対策をしていたそうです。東南アジアは無法地帯な面もあるので(汗)、ある程度徹底していたようです。


    2:夕方の暗い時間以降に1人で残る場合は、男性の新規を受け付けない
    独立していれば断るのは簡単ですが、お店で働いている場合は、オーナーの考え方次第になるので、中々難しいと思います。
    私が間借りしているお店は、祝祭日はお休み・土曜日の午前中のみの営業で、その日は私が1人で営業していることになります。周りのローカルのお店も閉まっていたり、表通りから少し中にはいって、冬の暗がりになる時間帯は閑散としていています。その為、新規の男性客が電話で予約の問い合わせをしてきて、私のセクハラ探知が動いて微妙だなと判断したら受け付けしていません。1人でいる時は、売上げより安心して働ける環境の方が大事です。

  • 出張・・・ホテルの部屋への出張なら上記のホテル対策1も使えると思います。出張の派遣登録をしている場合は、色々ガイドラインがあると思いますので聞いておきましょう。

    出張の派遣会社は、セラピストをGPSでトラッキングしているか所もあるようです。が、私的にはGPSでトラッキングと安全対策には直結しません。現在、外回りの業種・建設会社なども従業員をGPSでトラッキングしている会社が多いです。
    メインの理由は、ちゃんと時間通りに現場に行って仕事をしているのかどうか(汗)マッサージの出張も外回りで、外回りの他業種の人達同様に数件ウロウロまわる必要がありますので、それをチェックするのが第一目的です。

    自宅に行く場合、派遣登録会社からの要請であればクライアント情報はしっかりとられていると思うので大丈夫だとは思いますが、個人で自宅へ出張行く場合、前回のブログとかぶりますが

    1:携帯はポケットにいれておく

    2:家に入った瞬間やクライアントが怪しいと思ったら、今からスタートして何時に終わるかという電話をクライアントの目の前でする。相手は誰でも良いです。個人で出張している人でボスがいない場合は、パートナーと車シェアしているからとか何とか言って男性に電話をかけたと思わせる。

    3:肌を露出しない
    4:派手な化粧はさける
    5:カップルからの予約の条件であれば男性客を受け付ける。
    6:信頼する既存のクライアントさんの紹介じゃない限りは、夜の時間帯に新規の男性客は取らない
    7:お金の支払いは先に済ませておく。


    という方法などがとれます。

ハッキリNOという強さを身に着ける

普通に生活していてもそうですが、どんなにルールや対策があっても完全に犯罪が防げる事は難しいですね。

危険地帯に住むよりは安全地帯に引っ越した方が犯罪に合うのが少ないのと同じく、働く環境を変える事で限りなく減らすこともできます。
例えば、スポーツケア・治療やオイルを使わない鍼・指圧などの手技、マーケット出店などのオープンな空間での施術、妊婦ケアなどもそうですね。
​
さらに、国によっては考え方が全然違ったりもしますよね。

東南アジアでは、マッサージセラピストというと=売春婦のイメージをされるため、マッサージの方が好きだけどビューティセラピストになったというアジア人のセラピストもいました。

インド人夫婦の部屋にマッサージに行ったヨーロピアンセラピストさん。奥様側から、私の代わりに旦那にお仕事してと目の前で言われたのだとか(笑)セラピストが「あなた(奥様)がしなさいよ」というと、「それもそちらの仕事でしょ」と当たり前のように言われたと(汗)

他民族国家に住んでいると、色んな人種・文化・考えの方が出入りします。どんなに対策があったとしても、結局は人と人との間におこる事なので、セクハラを皆無にするにはセラピスト側の心構えも必要になってきます。


前回のブログでも書いた​
断っているつもりでも、失礼なお客様に対しても失礼がないようにと教えられた日本人には、欧米社会の中では曖昧な対応しか見えず、「YES」か「NO」を迷っている風にとらえられ、ちょっと押せばこのセラピストいけるんじゃない?と思われちゃうパターンが結構あるんです。
そして、それを良い事におもしろがってエスカレートしていく質の悪い客も数は少ないですがいます。そのため、曖昧に取られないように日本人セラピスト側の心構えとして
​
  • クライアントとあなたは対等だと知る
  • こちらの権利を侵害する客には極端にへりくだる必要はなし
  • 施術にはいれば、セラピストが主導権を握る
  • あなたがボス。セラピスト側に決定権がある事を知る
  • 引くことなく迷わず、自信をもってNOと言う。

このベースの部分がしっかりしていると、どこに行っても大丈夫だと思います。
海外にいるセラピストさん、これからもお互い頑張っていきましょう!

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    オーストラリア在住現役セラピストによる「海外セラピストドットコム」サイト運営者のMegです。オーストラリアでリメディアルマッサージセラピストとして独立開業しています。
    ​2017年6月に当サイトを立ち上げ、生きた情報を提供していきます。サイト・ブログを始めた理由はホームへ。


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