ーー最初、日本では主にどういう施術をしていたんですか?
「約10年間、リラクゼーションセラピスト(ドライマッサージ中心)として同じお店で働いていました」
ーー10年間同じお店ですか~。エステ経験者のKumikoさんと同じですね。なぜセラピストになろうと思ったんですか?
「小学校の時に母親が肩があがらないと困っていて、私がマッサージをしたら肩があがって、感謝された時の感動を覚えていました。あとは、世界で通用するスキルを身につけたいと思っていたからです。」
ーー10年働いた後で、なぜ海外へ出ようと思ったのですか?
「海外でのマッサージ業界はどういうものなのか興味がありました。あと、日本での職場の先輩が、10年はセラピストとして働かないと一人前ではないと言っていたのを聞きましたので、10年働いた暁には海外で通用するのか試してみたいという気持ちがありました。」
ーー 一人前まで10年ですか!?私の場合は1000体しないとセラピストとは言えないとオーナーから言われましたね(笑)。恐らく、一人前になるには10年くらいかかると思って精進しなさいという意味なんだと思いますが、実際にセラピストになって既に10年以上たっていますが、その辺りはどう思いますか?
「10年たってまだまだやねって思いました(笑)周りに少しは気が遣えるようになったかな?
私が講習生の頃に技術を教えてくれた素晴らしい先生が、40年のベテランさんでも上手い下手がいて、10年歴の中でも上手い下手がいてるって言っていたの覚えています。たった数年経たないのに、30年以上のベテランさんよりも指名が多い人は今まで数多く見てきました。指名を長い間取り続けているセラピストさん達に共通するのは、常に技術向上の気持ちとお客様を癒やしてあげようとおもう姿勢、お客様と会社に対しても感謝の気持ちがある人だと今は思います。」
ーー私も12年たっても自分はまだまだやなって思います、、、。クライアントの数だけやり方も違いますからね。一生一人前にはならないのでは、なんて思っちゃいます。さて、話を元に戻しましょう。何のビザでオーストラリアに渡ったんですか?
「ワーホリ期間なしの学生ビザで、マッサージのCertrificate4とDiploma の資格をとりました。滞在期間は約1年半です。」
「10年たってまだまだやねって思いました(笑)周りに少しは気が遣えるようになったかな?
私が講習生の頃に技術を教えてくれた素晴らしい先生が、40年のベテランさんでも上手い下手がいて、10年歴の中でも上手い下手がいてるって言っていたの覚えています。たった数年経たないのに、30年以上のベテランさんよりも指名が多い人は今まで数多く見てきました。指名を長い間取り続けているセラピストさん達に共通するのは、常に技術向上の気持ちとお客様を癒やしてあげようとおもう姿勢、お客様と会社に対しても感謝の気持ちがある人だと今は思います。」
ーー私も12年たっても自分はまだまだやなって思います、、、。クライアントの数だけやり方も違いますからね。一生一人前にはならないのでは、なんて思っちゃいます。さて、話を元に戻しましょう。何のビザでオーストラリアに渡ったんですか?
「ワーホリ期間なしの学生ビザで、マッサージのCertrificate4とDiploma の資格をとりました。滞在期間は約1年半です。」
ーー学生ビザだけだったんですね。学生中セラピストとして何をしていたんですか?
「カジノがあるホテルのマッサージサロンとタイマッサージのお店で働いていました。カジノがあるサロンでは、VIPを含むいろんな国のお客様の接客を経験できて、技術面だけではなく、接客に重点を置く必要がある事も学びました。タイ式ではストレッチ技術を学ぶ事ができました。」
ーー日本でオイルトリートメントを学んでないと言われてましたが、働いたのはオーストラリアに渡ってすぐですか?それともCertificate4取るまで待ちましたか?
「Certificate4の試験が終わるまで待ってから仕事を始めました。」
ーーそれでは学生期間のあいだは、オーストラリアを満喫する時間に使ったんですか?
「いや~全然その時は試験で必死でしたよ!働く余裕がなかったです!」
ーーま、そうですよね(笑)日本で経験があるとは言え、英語でお勉強するってまた違う世界ですもんね。学生ビザがきれるという理由もあるでしょうが、なぜ日本へ帰ろうと思ったんですか?
「さまざまな理由があるんですけど、オーストラリアではオイルマッサージが主流だったので、日本でもオイルの技術を学びたいという事も理由の一つです。」
「カジノがあるホテルのマッサージサロンとタイマッサージのお店で働いていました。カジノがあるサロンでは、VIPを含むいろんな国のお客様の接客を経験できて、技術面だけではなく、接客に重点を置く必要がある事も学びました。タイ式ではストレッチ技術を学ぶ事ができました。」
ーー日本でオイルトリートメントを学んでないと言われてましたが、働いたのはオーストラリアに渡ってすぐですか?それともCertificate4取るまで待ちましたか?
「Certificate4の試験が終わるまで待ってから仕事を始めました。」
ーーそれでは学生期間のあいだは、オーストラリアを満喫する時間に使ったんですか?
「いや~全然その時は試験で必死でしたよ!働く余裕がなかったです!」
ーーま、そうですよね(笑)日本で経験があるとは言え、英語でお勉強するってまた違う世界ですもんね。学生ビザがきれるという理由もあるでしょうが、なぜ日本へ帰ろうと思ったんですか?
「さまざまな理由があるんですけど、オーストラリアではオイルマッサージが主流だったので、日本でもオイルの技術を学びたいという事も理由の一つです。」
ーーその時の心境は?心配とか不安とか、逆に希望とかありましたか? 「心配や不安はいっさいなかったです!これからまた日本でオイルを学ぼうという姿勢の方が強かったので。帰国後、以前に働いたお店に戻るつもりでした。オーストラリアの資格があるため、興味はもたれる事は予想していましたが、とりあえず職場のルールと施術方法を習う事にして、技術面では本当に一からスタートする気持ちでした。ただ、オーストラリアでの経験をいかし、セラピストとしての自信、お客様への対応や責任など、メンタル面で希望に満ちていました。」 ーー前向きな帰国ですね。日本で働く事で良かった事はなんでしょう? 「技術が丁寧で、お客様との支え合う気持ちです。」 |
ーーお客様との支え合う気持ちとは?
「現在私が働いてる部署は創業60年以上。セラピスト総勢40人働いていてお客様との絆も長くて、お客様側もセラピストの状態をよく見ています。休みがちで、マッサージにもあまり力を入れてない時があったセラピストに気が付いた時には、あえてそのセラピストを指名する事で、やる気を引き出そうとしているお客様達を見た事があるんです。」
ーーみんな人間ですからね、いろいろな理由でやる気がわかない時ってありますよね(苦笑)でも、そんな中でお客様が見守ってくれるなんて、すてきですね。そんなすてきな環境で働いてるEriさんですが、一度海外に出た事で、海外と日本で働く事の違いは何かありましたか?
「言葉ですね...。日本だとコミュニケーションがスムーズに出来るので、よりお客様が安心できる状況を作れます。オーストラリアでは、その時伝えたいと思った事をその場ですぐ言えるほど英語力が高くなくて、状況によってはお客様を不安にさせる事が多々ありました。」
ーー言葉の壁は大きいですよね。日本語だったら簡単なのに、と思う事はありますね...。また海外に出てみたいですか?
「YES!!前回は日本でのドライマッサージだけの経験だけだったので、オーストラリアのマッサージ学校でオイルの技術を習ってから経験を積む事になりました。今は日本でリラクゼーションオイルの経験を積んでいるので、日本とオーストラリア両方の経験を活かして、さらに色々学んでみたいんです」
ーー凄くこの仕事に対して真摯な思いが伝わってくるEriさん。実はポルトガル語も話せるトライリンガルで、異文化交流が大好きだそうです。そんなEriさんから海外へ飛び出したい人たちへ一言!
「セラピストは技術面も大事ですが、やはり人と人とのコミュニケーションなので、そこは人間性も大事だと思います。いろいろな事にチャレンジして、経験をして、自分なりに思い描いている立派なセラピストになってください!」
「現在私が働いてる部署は創業60年以上。セラピスト総勢40人働いていてお客様との絆も長くて、お客様側もセラピストの状態をよく見ています。休みがちで、マッサージにもあまり力を入れてない時があったセラピストに気が付いた時には、あえてそのセラピストを指名する事で、やる気を引き出そうとしているお客様達を見た事があるんです。」
ーーみんな人間ですからね、いろいろな理由でやる気がわかない時ってありますよね(苦笑)でも、そんな中でお客様が見守ってくれるなんて、すてきですね。そんなすてきな環境で働いてるEriさんですが、一度海外に出た事で、海外と日本で働く事の違いは何かありましたか?
「言葉ですね...。日本だとコミュニケーションがスムーズに出来るので、よりお客様が安心できる状況を作れます。オーストラリアでは、その時伝えたいと思った事をその場ですぐ言えるほど英語力が高くなくて、状況によってはお客様を不安にさせる事が多々ありました。」
ーー言葉の壁は大きいですよね。日本語だったら簡単なのに、と思う事はありますね...。また海外に出てみたいですか?
「YES!!前回は日本でのドライマッサージだけの経験だけだったので、オーストラリアのマッサージ学校でオイルの技術を習ってから経験を積む事になりました。今は日本でリラクゼーションオイルの経験を積んでいるので、日本とオーストラリア両方の経験を活かして、さらに色々学んでみたいんです」
ーー凄くこの仕事に対して真摯な思いが伝わってくるEriさん。実はポルトガル語も話せるトライリンガルで、異文化交流が大好きだそうです。そんなEriさんから海外へ飛び出したい人たちへ一言!
「セラピストは技術面も大事ですが、やはり人と人とのコミュニケーションなので、そこは人間性も大事だと思います。いろいろな事にチャレンジして、経験をして、自分なりに思い描いている立派なセラピストになってください!」