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現役セラピストでありながら 
​マッサージ学校の先生もされているYumiさん
日本→オーストラリア→日本→オーストラリア
数人のセラピストさんからインタビューのリクエストがあったYumiさん。
高校の短期留学で初めて来たオーストラリア。その時に、いつかココに住みたいなと思ったんだそうです。
現在は、オーストラリア永住を果たし、2人のお子さんの子育てをしながら、マッサージ学校の先生と現役セラピスト、感情リリースセミナー開催、と大活躍の日々を送られています。

ーー日本人でオーストラリアのマッサージ学校の先生として働いているセラピストさんって少ないと思うんですけど、きっかけは何だったんですか?
「当時、まだ自分の体のことをあんまり考えずに、ガムシャラにスポーツ系のマッサージをしていた時で、かなりの量をこなしていた事もあり、右腕が痛くなっていたんです。大好きなマッサージだからこそ、長く続けたいと思っていました。」

ーー’’がむしゃらにマッサージをする時期’’と’’身体のどこかを痛めてしまう経験’’は、
セラピストみんなが一度は通る道・・・やはりセラピストあるあるですね(汗)
「
ですね(汗)セラピストになった最初の数年は、なんでもくる仕事はひきうけます!なんでも学びます!っていう姿勢だったので、くるものこばまず。でもその勢いのおかげで学んだこともたくさんあるので、無駄な時期ではなかったとは思います。

そして、ボディーワークをもっと大きく広げて行くには、いつか教える、伝えて行くってこともしていきたいなあ、と考えだした時期だったんですね。

そして、そのタイミングで、自分が卒業したマッサージの専門学校の校長先生からオファーの電話が入りました。日本ではもともと教育学部をでていた事や、会社でスタッフを教育する立場だったこともあり、オファーの条件に私の経験がすんなりはまって、マッサージスクールの先生になりました。」
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ーーそうなりたいなと思ったと同時にオファーがきたという感じですね!何か引き寄せクイーンの香りがしてきました(笑)
ちなみに日本では先生だったんですか?

「音楽の先生になるために大学に行きました。でも教育実習の経験から結
局、先生にはなりませんでした。身なりなどすべてチェックされたりなど、
あまりに自由のない世界は私には合わないと判断した結果です。」
ーーあ~・・日本の学校ほんと面倒くさいですよね(汗)でも今マッサージの学校の先生になっているから、全く無駄にはなっていませんね!ちなみに音楽が好きなんですか?
「クラシック音楽が好きで、ピアノを弾いたりオペラを歌っていました。クラシックの伝統的な旋律の美しさも好きでしたが、表現の自由がもっときく他の音楽にも魅力を感じて、ジャズ研でトランペットも吹いていました。教育実習も全校生徒が海外帰国子女という特殊な学校で、クラシックをそのまま伝えていくのには限界があり、クラシック音楽とヒップホップの音楽をミックスするように書き直し、合唱しました。」
ーーオペラ?!オペラ歌手は大柄な人っていうイメージが強すぎて、小柄なYumiさんから想像がつきません(かなり小柄です!)
「はは(笑) 音楽はですね、ほんとうは
音楽療法を勉強したかったのです。わたしは子供時代に精神的にかなりヘビーな経験をしているので、そんな子供たちの心のケアしたいと思っていました。

小さいころからやっていた音楽を生かしたかったんだけど、音楽療法の学科がある大学が
日本には当時はなかったんです。
学科のあるアメリカの大学に行きたかったけれど、親に大反対されたんですよね。結局音楽の先生になるための大学へ行ったものの、セラピーや人をケアすることへの興味は頭の片隅にありました。」
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音楽少女だったYumiさん
​ーーそういう経緯があったんですね。大学卒業後は、環境が自分に合わないと先生にならなかったという事ですが、セラピー系の仕事についたんですか?
「いえ、まだですね。家庭教師、塾講師をしたり、
NPOの子供の電話相談にかかわっていました。そして、そこの勉強会で、タッチセラピーと子供達の暴力性の関係を学んだんですね~。そして、いつかタッチすることを仕事にしたいなあとも感じていました。

人をケアしたい、昔の私みたいな思いを人にはしてほしくない、日々の小さなケアで人が生きる力・活力になるきっかけをつくりたい、という思いがありました。あと、自分が病気になった時、私の体を理解して説明してくれ医療従事者に1人も出会えなかったので、ちゃんと体のことを理解してそれを伝えられる人になりたいとも思いました。

実は、そもそも一緒に暮らしていた祖母があんま師さんの勉強をして施していたので、子供の頃からカッピング・鍼・電気治療・ハーブを煎じたものを飲んだり、何かあるとツボを押されたりして育ちました。ですから、代替医療は自然に自分の中に入っていたんです。」
​ーー子供の頃にヘビーな経験があったとはいえ、おばあちゃんの件は羨ましい環境ですね。そして、病気になられた事が更にセラピーに関する思いを強くするきっかけになったんですね。
「ストレスで胃潰瘍、円形脱毛症になりまして(汗)

当時、いつかオーストラリアや海外に行きたいと思っていたので、海外に店舗があるLUSHという石鹸屋さんに再就職したんですね。そこで店舗マネージャー、東京エリアリーダー、スタッフ教育、新店舗立ち上げなどに携わりました。


楽しかったけど激務でしたし、若かったのでプライベートでもしっかり遊んでいたので、典型的な、痛み止めを飲み、エネルギードリンクやサプリで元気を回復させる人でした(汗)多分痛み止めの飲みすぎとストレスで胃がおかしくなったんだと思います。円形脱毛症にもなり、精神科にも通いましたが、誰も助けになるようなアドバイスはくれませんでした。」
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LUSH時代がんばり過ぎていたYumiさん
ーー「ザ・日本のサラリーマン」じゃないですか(汗)しっかり遊んでいたのも気分転換だったんでしょうが、他に気分転換とかはしていなかったんですか?
「身体がおかしくなると、休みをとって旅行にいってごまかしていました。最後にいったバリ旅行では、あまりのお腹のいたさで遊ぶ事もできなかったんですよ・・・。それで、’’あー、不健康だと仕事ができないだけでなく、遊ぶ事、楽しい事もできなくなるんだ’’と思いました。
これは本当に自分でなんとかしないとやばいな、と目が覚め退職しました!」
​ーーそのへんは切り替えが早いですね!しかし、ほんとそうですよね。不健康だと遊ぶことも楽しい事もできなくなりますよね・・・。そういった経験がセラピスト業に向かわせるきっかけにもなってるんですね。
「そうですね。胃潰瘍、円形脱毛で会社を辞めた時、自分を癒さなきゃなあ・・・と色々な本を読んだんです。
その一冊がイルカのセラピーの本 ’’イルカは、なぜ人の心を癒すのか’’ で、どうしてもそのドクターのイルカセラピーのワークショップに参加したくなりました。その人がシドニー在住という事を知って、そのワークショップに参加するためにワーキングホリデーでオーストラリアに戻ってきました。
​

どうやってそのワークショップに参加するかもわかっていなかったんですがね(笑) 本に書いてあったメールアドレスも使われていない、ウェブサイトも更新されていないけど、とりあえず来ちゃえばどうにかなるかな?!と」
ーー良いですね~、その行動的なところ!で、どうにかなりました?!
「それが、
最初、療養で滞在していたバイロンベイで運命的に本の登場人物である人から声をかけられたんです(笑)そして、本の筆者であるドクターの電話番号を教えてもらえるというびっくり体験をしました。
そして、日本でのキャリアも自分の生活も全ておいてオーストラリアに勢いできたのも必然で、Im in the right place at the right time と強く感じたのを覚えています。」


ーーめっちゃ導かれてますね。日本から探しにきたかいがありましたね!セミナーはどうでしたか?
「それが・・・ワークショップ参加の電話をいれたら、
ワークショップは一旦中止してると言われてしまいました!(笑)
最近、心ない人たちが、野生のイルカと泳ぐ目的で餌付けしちゃうことが多くなった、もしかしたら来年再開するかもと・・・」


ーーええ!!!!それは残念すぎる・・・

「そうなんです。せっかく全てをおいて日本から勢いできたのに(泣)まあ、ワークショップ来年再開かも?なんて言われたので、それまで待つことにしました。

でも何にもしないで待つのもなんだかな~と思い、アロマに興味あったし、アンマ師のおばあちゃんと一緒に育った流れで趣味がマッサージだったから、アロママッサージでも習おうかな~という感じの流れでこの業界にはいりました。」
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学生時代から長年顧客だったムエタイチャンピオンとの一枚
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学校の卒業パーティ
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ゴールドコーストマラソン大会にて

​ーーあ、その流れだったんですね(笑)
「はい(笑)日本ではアロマセラピーアドバイザーで、その関係の仕事をしていたんですが、香りに関してだけを専門にするアロマだけではなく、もう少しお客様に近い形で接してみたいとアロママッサージを勉強し始めました。

​結局は、アロマセラピーより
マッサージが面白くなってしまい、路線変更をして
サーティフィケート4 取得すれば?という事に。

さらにサーティフィケート取得中に、ムエタイの世界チャンピオンをマッサージする機会ができて、もっと勉強したくなってディプロマまで勉強しました。

そして、ディプロマ終了したタイミングで、イルカのワークショップ再開したからおいでと連絡あり、やっと参加できました!」

ーー何か全てが絶妙なタイミングで起こってますね~。
​「はい。しかも、
ワークショップの最終日に、フリーダイビングで痛めたイルカの博士の足首へのトリートメントもお願いされたりと、 やはりこのタイミングでワークショップに参加することになったのにも意味があるんだな~って思いましたね。」
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悲願のイルカのワークショップ
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博士との2ショット

ーーYumiさんは、何か流れをつかむ感性がありますね!そういうのも大事ですよね☆これからの予想される流れ、展望みたいなのはあるんですか?
​「はい。今現在のバランスは、①現場=クリニックでの仕事と②マッサージスクールでの補修講師の仕事、そして③自分の感情と身体のサインなどを伝えるワークショップの3点なんですね。

これからは、オンラインでのワークショップやコンサル、日本とオーストラリアをつないで、セラピスト向けになにかをしていく架け橋的なことをもっとしていきたいと思っています。

そして、いつかボディーワークとエネルギーや感情などの波動などが実際どう関係性があるか、きちんとしたリサーチをする人になりたいな、というのが密かな自分の将来のイメージです。」


​ーーオンラインのワークショップやコンサルはどういうのですか?
「ワークショップは、感情と身体の関係のもので、顔や身体などからパーソナリティとかを読み取って自分のパターンを知り、ストレスマネージメントに結びつけるコースです。コンサルは、セラピストの意識の持ち方のワークで、以前に日本のサロンスタッフにやったりもしました。」

ーー対面でやっていたワークショップをオンラインでもやっていくんですね!ちょうどコロナ騒動でオーストラリアは鎖国状態だから、これまたオンライン化の流れに乗ってますね(笑) 流れに乗りまくっているそんなYumiさんから、海外で奮闘中のセラピストさん、もしくは海外で挑戦してみたいと思っているセラピストさんに一言お願いします!
「どんな形で、どんな手技や資格で、どんなビジネスをしているセラピストなのかも大切だと思うのですが、 自分がどんな想いと信念をもって仕事をしているのか、どんな立ち位置でお客様にかかわっていきたいのか、自分の健康に対する考え方はなにか、そして何を伝えていきたいのか、を忘れずに。

また、お客様のケアもそうですが、仕事の前に自分自身の健康、自分自身のライフスタイルのケアを忘れないように!

そうすることで、部分的な健康でなく、真の健康を自身も含めてひろめていく事ができるセラピストがもっと増えて、世界中の元気が上がっていくと信じています。」

​
Yumiさんの活動が分かるホームページはコチラから。
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