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南フランスでパーマカルチャーファーム&自宅サロンを開業したMegumiさん
高校時代はサマースクールでカナダ、大学時代は交換留学でアメリカ。社会人時代はヨーロッパ諸国へ旅をし、ワーホリでオーストラリアに滞在したのち、フランス人の旦那さんの夢を叶える為にフランスへお引越しと、今までのセラピストさん達よりも一段と海外慣れされています!

ーー色んな国への渡航経験があるりますが、ワーホリでオーストラリアを選んだのはなぜですか?
「''もっと海外で経験を積んで国際人として活躍したい''という気持ちが常にありました。オーストラリアを選んだ理由は、ワーホリのビザの取得が他の加盟国と比べて比較的簡単だった事と、インターネットで渡豪手続きが出来たことです。
車でラウンドしながら国立公園をまわるのもやりたいことリストの1つでしたし、あとは旅をしながら恋できたらいいな♡とか。」

ーーやはりビザが取りやすいというのは大きいですよね。ラウンドと恋は達成できました?(笑)
「はい!両方(笑)オーストラリアで出逢ったばかりのフランス人と、ゴールドコーストからパースまでいくラウンドルートを計画したんですね。そして、その人が現在の夫です!」

ーーおお!やりたい事リスト、現実化してますね♡どういう経緯でマッサージのお仕事をしていったんですか?
「日本でも趣味&副業でエステ業界にいた事もありましたが、ラウンドの旅をしている間に、タイマッサージ・アユールヴェーダー・ヨギー・整体師などのセラピストさん達に出会った事に大きく影響を受けました。そういった人達からの話しを聞いて、私もいつか世界中で「身体と心」のケアができる様なセラピストになりたい、マッサージで人助けがしたいと思うようになったんです。そして、せっかくやるなら本気でマッサージのディプロマを目指そう!と決意したので、2年間のワーホリが終わった後から本格的にセラピストとして活動しました。」

ーーラウンド中の出会いが、将来の結婚相手に繋がっただけではなく、少し足を突っ込んでいたセラピストの世界も広げてくれたんですね!ではワーホリの後にすぐリメディアルマッサージのディプロマを取りに行ったんですか?
「いえ、タイ古式マッサージをチェンマイの北の町パーイで学びたくて、ワーホリ期間中の1ヶ月間タイへ渡りました。その後、リメディアルマッサージの勉強するためにオーストラリアへ戻りした。」


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タイマッサージの修了証
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オーストラリアでディプロマ取得
​ーーオーストラリアへ戻ってきてどういう風にセラピストとして活動したんですか?
「バイロンとニンビン地域の週末マーケットでマッサージブースを約3年間ほど出店していました。アポセカリー(自然派系薬局)やエコショップにあるレンタルマッサージ部屋を借りてマッサージセッションしたり、出張マッサージをしてました。」

ーーでは、基本的にはどこかでコミッションで働くというよりは、最初から独立してやっていたという感じですか?
「ホテルのスパやマッサージ店でコミッションで働いた経験もありますが、個人で独立してやっていた期間の方が長いです。
お店で働いている時は、予約管理がされていたり、セラピスト業務に専念できたり、チームで働くメリットも感じていましたが、マーケット等でのお仕事は、ダイレクトに繋がりがあるお客様に育てて頂きながらフリーランスのセラピストとして活動出来たという実感がありました。

でも、どちらにしても、どんどん新しく入ってくるマッサージ技術やお客様からの喜びのフィードバックが素直に嬉しくて、セラピストになって良かったぁと実感しました。」

​ーー自分で運営していると達成感なんかが違うのは確かですか、シンプルにクライアントさんからの反応が良いと嬉しいですよね!ちなみに何故マーケットでの出店を選んだんですか?
「子どもの頃、両親の影響でハワイ旅行に行くことが多かったんです。アロハスタジアムのマーケットでのマッサージブースでマッサージを受けるのが好きだったんです(笑)当時は十代でしたが’’私もこんな風に仕事出来たらいいな〜’’って思っていたので、マーケット出店を始めちゃった感じです!」

ーー中々羨ましい環境で育ってますねー(笑)!しかも、そこもでやりたい事リストを叶えちゃってるし!マーケット出店のメリットデメリットみたいなのはありますか?
「オープンエアーで仕事できるので解放感がある事がメリットです。あとは他業種のストールホルダーとも仲良くなれます!天候に左右されるのがデメリットではありますね。あとは、一度マーケット出店を始めたら、週末はマーケットの仕事で埋まってしまう事ですかね(笑)でも、音楽フェスのイベントでの出店は、体力仕事でしたがめちゃくちゃ楽しかったです!」
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マーケット出店の歴史☆
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形やスタイルを変えたり☆

ー音楽フェスでの出店はどんな感じでした?おもしろそうとは思いつつ、気候にもよると思いますが結構つらいかもと思ったり。
「宿泊は基本車内泊かキャンプ泊ですし、フェスによって異なりますが、営業時間が8時オープンで23時までなどと長いため、体力仕事ではあります。私はフェス自体のデコレーションを組むのも好きなので、2〜3メールの脚立に登ってお店の設営や飾り付けや撤収なんかもお手伝いします。

また、フェス中は朝から夜まで音楽が聴こえるので仕事中もテンションも上がるし、たまにアーティストもマッサージを受けに来てくれるし、朝のヨガや太極拳のワークショップに行って身体をリフレッシュしてからブースに出勤したり、夜は7時頃まで働いてパレードを見たりステージに行ったりして遊んだりもして楽しめます。」

ーー体力さえあれば、やはり楽しそうですね~!オーストラリア生活も、仕事を含め充実してたようですが、何故フランスへ渡ったんですか?
「マッサージセラピストになる前からサポートしてくれていたフランス人の夫が、本場フランスでパティシエ修行をしたいと決断しました。私はそれを尊重したく、2018年より活動拠点をフランスに移しました。」
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イベント会場でのマッサージの様子
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相棒とどこまでも~☆
​ーー冒険心があるMegumiさんのことなんで、そういった理由でのお引越しも前向きに行かれたんでしょうが、不安とかはなかったですか?
「言葉の不安はありました。でも、フランスは訪れたこともあったし、大好きな国だったので楽しみでした。
フランスに来てから、四季の流れや歴史美術や文化的な生活などが日本と共通する部分も多く、日本が身近に感じられました。
日本を離れて7年が過ぎ、ここにきて、やっぱり自分のルーツである日本の文化や日本語をもっと大事にしたいと思うようにもなりました。」

ーー海外在住が長くなると、日本の文化や日本語をもっと大事にしたいと思うようになる人は多いですよね。生活言語が英語からフランス語へ変わった時はどう克服したんですか?
「フランス人と結婚した人のためのOFIIという100時間分の無料のフランス語レッスンがあります。本当はフランス到着後3ヶ月頃にスタートするみたいですが、私の場合なかなか学校が始まらなかったんです。

そんな事もあり、職業安定所の了解で職業訓練コースの語学学校GRETAという所で約7ヶ月(最長2000時間)のフランス語レッスンを受けて良いよと言われました。職業訓練の語学学校なので、仕事が見つかったら終了なんです。私は2ヶ月通った時点で仕事を見つけることができたので、7ヶ月は通えませんでしたが、今年の9月からOFIIの語学学校に通える予定です。​

フランスで求められるフランス語のレベルは、ビザレベルで違っていて、1年目はA1・10年ビザはA2・市民権はB1というカテゴリーで分けられます。」
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ーー語学レベルがビザや滞在期間で分けられるとは!そのあたりがオーストラリアと違いますね~。でもビザ延長の為!と思えばフランス語も上達しそう(笑)そんなフランス語発展途上中のMegumiさんですが、お仕事はどんな感じですか?
「南フランスでパーマカルチャーファームをスタートしたのと、マッサージは自宅サロンと出張マッサージをしています。」

ーーパーマカルチャーは、オーストラリアで住んでいたエリアから考えるとそこからの影響でしょうか?!
「そうなんです!オーストラリアでご縁あって辿り着いた山小屋がありまして。そこはライフライン(公共電気や水道、下水道)がなく、自給自足を基盤にスローライフで生きること、食べる事を楽しむというパーマカルチャーファームで、土を作ることから始め、植物や動物の世話を体験学習(WWOOF)できました。そこで、南フランスでも自分たちでファームをスタートさせました。

​ーーまたまたやりたい事リストを現実化させてますね~。同時に経営しているマッサージの自宅サロン&出張はどんな感じですか?
「マッサージを受けたフランスの方たちはリラックスしてくれています。日本人らしいおもてなしの接客やマッサージの技術をとても喜んでくれています。」

ーー集客はどうされてるんですか?
「基本口コミです。人との出会い自体は、パーティーや地域の方との集まりなどに呼んでいただき、少しずつですが友達や交友関係も増えてきています。
あまり自分から宣伝する事はありませんが、職業などを聞かれたときにマッサージセラピストと答えると、興味を持ってくださる方がたくさんいらっしゃいます。マッサージのみに関わらず、ライフスタイルや身体のアドバイスもしています。そして一度でも私のマッサージを受けた方は気に入ってくださり、他の方に口コミしてくれます。」
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南フランスでの拠点 ホーム
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お洗濯後も自然に笑顔がこぼれちゃう
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自宅のファームでとれたての野菜やフルーツ

​ーー住んでいるエリアのマッサージの位置づけはどんな感じでしょうか?
「日本のフェイシャル技術は、フランスのエステサロンやスパでとても人気があります。治療系マッサージは理学治療師のみ施術ができるため、レメディアルマッサージのような専門家はいませんが、治療回復を目的としたタラソセラピー(海水を用いた治療)が健康保険でカバーされるためタラソセラピストが活躍しています。

マッサージ・ウェルビーイングというカテゴリでリラクゼーションのマッサージもあります。サーフィンも有名な南フランスでは数名の日本人マッサージセラピストが活躍されています。」

​ーー他にも活躍されている日本人セラピストさん達がいるんですね!それは気になる(笑)ちなみにタラソセラピー良いですね~☆健康保険でカバーされているというのは、民間保険っていう事ですか?それとも国民健康保険みたいなのですか?
「セキュリテソシアルというフランスの国民保険です。恐らくカバーされない部分もミチュエル(民間保険)と合わせることで、ほぼカバーされます。フランスの社会福祉制度は日本の福祉以上に充実しています。」

ーーおお!素晴らしいですね!!環境的にMegumiさんに合った所に移動した感じですが、今後の活動はどう発展させていく予定ですか?
「今後はフランスと日本でワークショップやイベントも開催していきたいです。」

​ーーどういったワークショップやイベントですか?
「セラピスト養成講座です。私一人で施術ができる人数は限られているし、技術を伝授する事でたくさんの人にこの癒しの力を広めて、たくさんの人を助けるお手伝いができると思いました。

WWOOFやバックパッカー中の出来事は一言では語れないくらいの学びと成長の連続で、すごく濃縮した時間でした。技術だけではなく、そういった私が学んできた経験と知識をおりまぜた内容を、これからセラピストになりたい人の為に指導して、幸せなセラピストさんをもっともっと育てたい思っています!」
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それぞれの街並みが素敵ですね~。
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ーー元々副業でエステ業界に足を突っ込んだMegumiさんも、海外での様々な経験を経て、今ではセラピスト街道まっしぐらという感じでしょうか。
そんな、自分のやりたい事リストを一つ一つ現実化させて、トライリンガルにもなっちゃったMegumiさんから、海外で活躍している もしくはこれから海外で活躍したいセラピストさんへ一言お願いします。
「​夢を叶えたい人はぜひ飛行機のチケットを買って行動してみてください!」

ーーシンプルな一言(笑)でも行動あるのみ!なのは確かですよ、みなさん!
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