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私が今のサロンを引き継いでから4年が経ちました。
ずっと通ってくださっているお客様とのご縁も、 同じく4年になります。 その中でも、ご夫婦で通ってくださっているお客様から ディナーのお誘いをいただき、 先日ご自宅にお邪魔してきました。 サロンでは、フリーランスで働いてくださっているセラピストさんには、 お客様と個人的に連絡を取り合うことを原則として禁止しています。 私自身も、かつてフリーランスとしてサロンで働いていた頃は、 そのルールを厳守していましたし、お客様を自分のお客さんとして 取り込もうという発想は一度もありませんでした。 残念ながら、陰でそういったことが起きてしまうケースがあるのも事実です。 私は今もフリーランスという立場ではありますが、 現在はオーナーでもあります。 お客様との距離感や境界線については、 さまざまな考え方があることも理解しています。 基本的に、私はお客様と個人的に連絡を取り合うことはありません。 今回お誘いくださった奥様も、実は以前から個人的に連絡してみ たいと思ってくださっていたそうですが、 「こんなことをしてもいいのだろうか」 とずっとためらっていたとのこと。 そして4年目にして、思い切って声をかけてくださいました。 長く通っていただく中で、施術を通して少しずつ信頼関係が生まれ、 こうして人としてのご縁までいただけたこと。 それは私にとって、とてもありがたく、嬉しい出来事でした。
2022年2月から今のサロンを経営しておりますが、 このご夫婦にもこの時期にビッグイベントがありました。 待望のお子さんが生まれたんです。 旦那様は、そんな妊娠、出産で大変だった奥様にマッサージを プレゼントしたいという一本の電話をいただいたのがはじまりでした。 だから、サロンの4周年記念はお子さんの4歳の誕生日月でもあり、 2年目も3年目も、早いね~と会話をしていたのが本当に 昨日のことのようです。 それくらいにつながりの深いご夫婦です。 奥様の手作りのパンをお土産にいただきました♡ (写真) ありがとうございます!! 美味しい料理に舌鼓を打ちながら、自然と会話も弾み、 いろいろなお話を聞かせていただきました。 その中で、4年前奥様がお子さんを出産されたばかりの 頃のことを話してくださいました。 身体がボロボロで、とても大変だった時期に、 何度かマッサージを受けに来てくださっていたそうです。 その頃の出来事が、今でも印象に残っているとおっしゃっ てくださいました。 授乳中で胸が圧迫されるのが辛く、 「胸の下に敷く小さなタオルを用意してもらえませんか?」 と尋ねられたことがありました。 私はその時にタオルを用意し、 その後、次に来られた時も、その次の時も、 同じように準備していました。 奥様は、そのことをずっと覚えていてくださったそうです。 さらに旦那さんも、 「僕が暑がりなのを覚えていてくれて、 部屋の温度をこまめに聞いてくれましたよね」 と話してくださいました。 正直に言うと、私はそれを特別なことだとは思っていませんでした。 自分の中では、ごく当たり前のこととしてやっていたことだったからです。 それでも、こうして覚えていてくださったことに驚きましたし、 同時にとても嬉しくもありました。 お客様は、こういう小さなことをきちんと見ていてくださるのだな、 と改めて感じました。 技術やテクニックももちろん大切ですが、 それ以上に大切なのは、お客様のことをどれだけ想像し、 気にかけられるかということなのかもしれません。 日本にいようと、海外にいようと、 私たちがセラピストとしてオープンしている サロンという場所は、ただ身体を整えるだけの場所ではなく、 人と人との信頼が、ゆっくりと積み重なっていく場所。 そんなことを改めて感じた、あたたかい時間でした。 これからも、目の前のお客様とのご縁を大切にしながら、 一回一回の施術を、丁寧に重ねていきたいと思います。 皆さんもお客さんとのやりとりで記憶に残っていることは ありますか?
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プロフィール2022年6月までのブログは、オーストラリア在住現役セラピスト、「海外セラピストドットコム」発起人Megのブログ。 カテゴリ
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